キャリアカウンセラーを目指す乳がんサバイバーのブログ

会社員です。キャリアカウンセラーを夢見ながら、家庭菜園をしたり、のんびり暮らしています。もともとはバリキャリを気取って、仕事だけに打ち込んでいましたが、2018年の初めに乳がんの診断を受けました。病気のこと、仕事のこと、旅行のこと、夢のことを書き綴ります。

自宅療養の日々⑥〜仕事復帰が決まりました〜

4月2日の外来で、リュープリン注射とタモキシフェンの服用で、様子を見ましょうということになりました。仕事も「したかったらすればいい」と言われたので(笑)、4月5日からの職場復帰が決まりました。

というよりも、4月末で退職する社員がいたので、その子からの引き継ぎのため、遅くても4月半ばまでには復帰をしてほしい、復帰しなければという状態だったんですよね。

仕事を休むことが決まった時は、周りから「復帰したくてウズウズするかもよ〜」なんて言われていて、自分でもそう思うんだろうなぁ、と思っていましたが、いざ復帰が決まると、不安しかありません。

療養中は、家族と仲の良い友達としか会っていなかったので、すごく気を遣ってもらっていたし、フォローもしてもらっていたんです。だから、とっても楽に過ごせていました。

でも、職場復帰となると、そういうわけにもいきません。

満員電車を乗り継いで会社に行き、8時間は他人と過ごし、お給料分は何かしらの成果を出さなければならない。営業職なので、外に出てお客さんとも話さなければならない。

しかも、私は同じ部署のメンバーにしか「休む」ことを伝えていませんでした。他部署の人は、休む理由はおろか、休むことも知らないので、急にいなくなったことになります。

隣の部署の人達は、私の不在をどう思っているのか?何て説明しようか?もしかして、みんな乳がんだって知ってたらどうしよう・・・。

しばらく使っていなかった脳を、フル回転して悩みました。

f:id:maetama0107:20181030195023j:image

何よりの不安は、やはり体力というか身体の面。腕が痺れるような、小さい針でチクチクさされるような感覚が治らず、ずっと肘を曲げて、骨折した人のような格好をしていました。

こんなんで、仕事できるのか?でもやらなきゃ、いかなきゃ。ずっとその繰り返しでした。

母親から、「もう少し休めば?」と言われても、「復帰しなきゃいけないの!」と言ってケンカになったり、かと言えば「自信がない」と、メソメソしたり。

ほんの3日間ですが、大変な3日間でした。


2018年10月30日 たゆかのたわごと