自宅療養の日々④〜お花見満喫〜
療養期間は、ちょうど冬から春に移り変わる季節でした。
少しずつ暖かくなって、草木が元気になっていく季節だったので、それにつられるように、元気を取り戻せたのかな?なんて思います。
2018年は、桜の開花が例年より早かったこともあり、療養中にお花見を楽しむことが出来ました。
こちらは岡崎城の桜。
お天気も良く、のんびり桜を楽しめました。
考えてみると、ちゃんとお花見をするのは、何年ぶりでしょうか。毎年、年度の変わり目は忙しくて、私の「お花見」は、通勤中にチラッと桜を見るぐらいのものでした。
続いてこちらは、五条川の桜。家の近くなのですが、噂を聞くばかりで、実際に見るのは初めてでした。川にせり出す桜がダイナミックで、でも繊細で・・・。とても幻想的な景色でした。
こうして思い起こすと、術後の療養期間は、なかなかの充実ぶりです。薬や注射の副作用もなく、ある意味では元気な時期でもありました。
こうして、四季の移り変わりを目の当たりにして、今までの雑な生き方を、本当にもったいなかったなぁと思いました。
乳がんになって、失ったものもあります。でも、「春の訪れ」を感じられたのは、乳がんなって時間と心に余裕を持てたからかなぁと思います。
捨てる神あれば拾う神あり、とはよく言ったもこですね。
2018年10月28日 たゆかのたわごと