キャリアカウンセラーを目指す乳がんサバイバーのブログ

会社員です。キャリアカウンセラーを夢見ながら、家庭菜園をしたり、のんびり暮らしています。もともとはバリキャリを気取って、仕事だけに打ち込んでいましたが、2018年の初めに乳がんの診断を受けました。病気のこと、仕事のこと、旅行のこと、夢のことを書き綴ります。

退院まで道のり②〜手術翌日の過ごし方〜

長い夜が明けました。

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薬を飲んでからは痛みも落ちつき、ウトウトしたような、眠れなかったような。窓の外が明るくなるにつれて、起きたくて起きたくて、仕方がありませんでした。

朝6時過ぎ、看護師さんがやってきて、ようやく起床。尿道カテーテルを外してもらえると思ったのですが、朝ごはんの後だと分かり、ガッカリ・・・。痛いわけではないのですが、オムツもしてるので、本当に苦痛でした。

朝の検温、血圧測定をサクッと済ませ(血圧の上が68ぐらいしかなく、看護師さんはザワついてました)、まずは朝ごはん。

食欲はまったくありませんでしたが、「朝ごはんを半分食べれたら、点滴が外せる」と、手術前に聞いていたので、なんとかノルマを達成せねばと奮闘。お粥が食べても食べても減らなくて、お茶碗が丼サイズに見えました・・・。

ご飯と格闘していると、先生がやってきて、神のお言葉が。「いつまで管つけてんの〜。取りたいでしょ?」と看護師さんを呼んでくれて、カテーテルも点滴も外してもらうことができたのです。本当に嬉しかったです!解放感!

管が抜けた途端に、少し食欲も湧いてきたから、ほんと不思議ですよね。

朝ごはんが終わってから、ほぼ24時間ぶりに自力でトイレへ。1日寝ていただけで、足がヘロヘロでしたが、なんとか自力で排尿。変な表現ですが、幸せでした。

この日は、とにかく何度も看護師さんが、傷口の確認、酸素量の計測、血圧測定、検温にやってきました。

胸の傷を確認する度に、「うん、綺麗ですよ」と言ってくれるのですが、リップサービスなんだろうなぁと思って、聞き流していました。もちろん、自分で傷を見る勇気はなく・・・。

お昼過ぎぐらいから、自覚はないのですが、体温が、38.5度ぐらいに上がってしまい、看護師さんが氷枕を持って来てくれました。食欲もあるし、身体もダルくないのに、不思議でした。

そんなこんなで、1日目が終了。思ったより元気に、思ったより快適に過ごすことが出来ました。

 

2018年10月18日 たゆかのたわごと