キャリアカウンセラーを目指す乳がんサバイバーのブログ

会社員です。キャリアカウンセラーを夢見ながら、家庭菜園をしたり、のんびり暮らしています。もともとはバリキャリを気取って、仕事だけに打ち込んでいましたが、2018年の初めに乳がんの診断を受けました。病気のこと、仕事のこと、旅行のこと、夢のことを書き綴ります。

手術までの道のり②〜検査、検査また検査の日々〜

がんが発覚したのが1月12日、手術が行われたのが3月7日。その2ヶ月間のことを書きます。

ほとんど病気らしい病気をしたことがない私は、病気というのは発覚したらすぐに入院をして、手術をするものだと思っていました。

ところが、実際にはそこから長い長い「検査の日々」が待っていたわけです。

私の場合は、すでに細胞診をしていたので、「がん」であるか否かことを調べる検査はなく、「どれぐらい?」「どのような?」「どこに?」という検査をしました。

CT、MRI、全身レントゲン、骨シンチ・・・。どれも初めての検査でした。何のための検査か?結果によってどうなるのか?といったことを、一切調べなかったので、一つ一つの検査を、ある意味で楽しめていたのかなぁと、今になって思います。

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ですが、身体の中のがん細胞が、どんどん大きくなっていくような気がして、早くとってほしい、早く手術がしたい・・・毎日そう思っていました。

検査をしないことには、すぐに手術が出来るのか?どんな手術をするのか?手術前の治療が必要になるのか?なども分からないので、たくさんの検査と時間がかかるのは仕方ないのですが、もう自分の右胸が気持ち悪くて、汚らわしくて・・・。

検査が一通り終わり、幸い他の場所への転移は見つからず、手術で悪いところを取り除くということが決まりました。2月も下旬のことでした。

いざ手術の日にちが決まると、今度は別の恐怖が私を襲ってきました。あれだけ、「早く手術したい」と思っていたはずなのに、今度は「手術が怖い」が始まったのです。

手術が決まるまでは、1日1日がすごく長く感じたのに、カウントダウンが始まってからは、あっと言う間に時間が過ぎていった・・・そんな気がします。

不安になると、どうしてもネットで情報を集めてしまい、余計に不安になる・・・その繰り返しでした。やめようと思ってもやめられないんですよね。

先生からは、「とりあえず、風邪だけひかないように」とキツく言われていたので、うがい手洗いマスク着用を心がけました。その日が来て欲しいような、来て欲しくないような気持ちで、過ごしていました。

 

2018年10月6日 たゆかのたわごと