健康診断の憂鬱
私の乳がんが分かったきっかけは、会社の健康診断でした。1年に1度の定期健康診断で、「乳腺腫瘍の疑い」で要精密検査となり、詳しい検査の結果、悪性だと判明しました。
色んなことにズボラな私が、なぜか毎年かかさず健康診断を受診し、ズボラな私がちゃんと再検査をした・・・そんな奇跡が重なって、がんが分かりました。
私が勤めている会社は、毎年秋に定期健康診断があります。そう、ちょうどこの時期。去年も一昨年も、この時期に受診しました。そして今年の健康診断は、なんと明日。
はあ、なんだかとっても憂鬱なんです。予約をしてから、明日のその日が迫ってくるのが、本当に憂鬱でした。
もちろん、身体に悪いところがあるなら、早めに見つけて対処することが大事です。そして、そのためには健診は必須です。それは、分かっています。
でも、健診を受けて、もしまた身体に悪いところがあったとして、それを知るのが怖いというか。
悪いところがあって、それがほったらかしになることが1番怖い、それは分かっているのですが・・・。
去年の今頃に感じた絶望や恐怖が、トラウマになっているのでしょうか。目に見えない副作用の1つなのかなぁ、なんて思っています。
2018年10月8日 たゆかのたわごと