キャリアカウンセラーを目指す乳がんサバイバーのブログ

会社員です。キャリアカウンセラーを夢見ながら、家庭菜園をしたり、のんびり暮らしています。もともとはバリキャリを気取って、仕事だけに打ち込んでいましたが、2018年の初めに乳がんの診断を受けました。病気のこと、仕事のこと、旅行のこと、夢のことを書き綴ります。

私、乳がんだったんです〜職場への報告〜

手術のために仕事を休むことになった私ですが、同じ部署のメンバー以外には、休むことすら伝えずに、休みに突入をしました。

実際に、いつから休むか決まってからは、業務の引き継ぎに追われていて、そんな余裕がなかったのも原因ですが、あまり色々な人に知られたくない(影で色々言われたくない)という気持ちもありました。

そんなわけで、私が復帰してきた時は、休んでいたことに触れていいのか?休みの理由を聞いていいのか? と、みんなが遠慮しながら話しかけてきてくれました。

それが、なんだか可笑しくて、「理由、教えましょか? ビックリしますよ〜」なんて脅しながら、仲の良い人にだけ、本当のことを告白しました。

ちゃんと、「ビックリしますよ〜」と前振りしたにも関わらず、みんなめちゃめちゃ驚いてました。病名にもそこそこ驚いてましたが、1ヶ月で復帰してきて、なんだか普通に会社にいることに、1番ビックリしてました。「もっと休みなよ〜」と(笑)

私の会社は、約8割が女性です。今も乳がん治療中の方もいますし、いったんの治療を卒業された方、それが原因で亡くなってしまった方もいます。なので、普通の会社と比べると、「乳がん」が身近な存在なのかもしれません。なので、あまり驚かなかったのかなぁ?なんて思います。

でも実際に、とても身近な病気なんですよね。私がそうだったように、いつ誰にやってくるか分かりませんが、いつ誰がなってもおかしくない。

社内で、病気のことが知れ渡るのが、少し怖かったのですが、みんな口を堅くしてくれたのか、変に噂になることもありませんでした。これは本当に良かったです。

そして私の告白で「私もちゃんと、再検査に行こう」とか「毎年、乳がん検診受けよう」と言ってくれる人が多くて、それもなんだか嬉しく思いました。

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何で私が乳がんになったのか?ならなければいけなかったのか?今でも思います。

でも、なった人だから分かること、伝えられることもあるのかなぁ、なんて思えるようになってきました。ちょっとだけ、成長できたかもしれません。


2018年11月1日 たゆかのたわごと