自宅療養の日々①〜ながらリハビリ〜
退院したのが3月12日(月)。病理検査の結果を聞きにいくのは、4月2日(月)の予定だったので、それまでは自宅療養?家事手伝い? のような生活を満喫していました。
療養スタート時のスケジュールは、こんな感じです。
6時:起床 → NHK今日の体操 → 朝食準備の手伝い
7時:朝食 → 朝食の片付け、コーヒを入れる → 朝ドラ → 父親の見送り → 家中のカーテン、窓を開ける
9時:洗濯物を干す、フローリングにクイックルをかける
10時:母親とともにスーパーに買い物に行く
11時30分:昼食の準備の手伝い
12時:昼食
15時:おやつ
16時:散歩
17時:入浴、夕食準備の手伝い
18時:夕食 → TV鑑賞など
21時:就寝
まず、ラジオ体操が出来ない・・・ということに衝撃を受けました 。腕も回らないし、ジャンプすると傷に響くし、 怖くて胸は反らせないし。ちょっと体を動かすだけでも、すぐに息があがってしまい、体力もかなり低下していました。
洗濯物を干すのも一苦労です。もともとのききハンガーを取るのも 左手、洗濯ばさみも左手なので、 ボロボロ落とすし狙いは定まらないし・・・。 いつもの何倍もの時間をかけて、生活をしました。
クイックルワイパーですら、右手ではかけられません。全然スイスイいかない、というか力 が入らないんですよね。かと言って、左手でやってもイマイチ力が入 らず・・・。掃除になっていたか、分かりません(笑)
そして、いつもは母親が、2~3日に1回のペースで行っている買い物。こちらはリハビリを兼ねて毎日行くことにして、家の外に出る機会も作った りしました。
買い物に行っても、右腕に力が入らないので、車のドアも開けられないし 、トランクも閉めることができません。自分の身体、特に右腕が、 どれぐらい動くのか?どれぐらい動かしていいのかが分からないの で、怯えながらスタートした自宅療養でした。
最初は、どうなることかと思った日常生活ですが、3日もすると「 不自由な自分」に慣れてきて、それなりに動かしたり、それなりに 動いたりできるように。順応力なのか、回復力なのか分かりません が、人間ってすごいですね。
そうそう、退院初日に怯えていた、「シャワー」ですが、意外と平 気だったことを報告しておきます。
上手く表現できないのですが、傷を見た時に「あっ私は乳がんなん だ。手術したんだ」ということを、初めてちゃんと受け止められた 気がします。
「あるもんは仕方がない」という、ある種の開き直りだったのかも しれませんね(笑)
2018年10月25日 たゆかのたわごと