【自己効力感】〜自己効力感をさげないために〜
「あ~、これ今日中にやろうと思ってたのに出来なかったなぁ・・・」
手帳の「TO DOリスト」にならんだ、「TO DO」の在庫を眺めて、ため息つくことって
ありますよね。今日やることを片付けるどころか、昨日やらなきゃいけなかったことまで残っていて、ドンドン借金が増えていく・・・なんてこたもあると思います。
そのうちに、「私って仕事が遅い?」と自己嫌悪に陥ったり、あまりの負債の多さにヤル気を失ったり、なんてことになり兼ねません。
そうなると、「自己効力感」が下がってしまいます。
自己効力感=自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知
自己効力感が下がっている状態だと、成功するものも失敗してしまったり、やれるはずのこともやれなかったり、良いことは一つもありません。
「打てるわけがない」と思ってバッターボックスに立ったら、どんな名選手でも打てない。それと同じようなものです。
そこで、おすすめなのが、「I DID」リストの作成です。「TO DO=やることリスト」ではなく、「I DID=やれたことリスト」を作るんです。
わたしはものぐさなので、「TO DO」を付箋に書いて、やれたことは剥がして、別ページの「I DID」リストに移動させています。マメな方は、「TO DO」リストの項目を、二重線で消すのと同時に、となりの「I DID」リストに記入をしていく方が、ずっと残るのでオススメです。
これをやるだけで、自分がその日にやったこと、つまり成果が見えますよね。アレもコレもソレもやったんだって思えば、自信になります。
1つ2つやれてなくても、「これだけやったんだから、仕方ない」って思えます。自信にはならなくても、自分を許すことができます。
これさえやっていれば、自己効力感が上がらないかもしれませんが、下がることもありません。些細なことですが、結果への影響はあなどれません。
いきなり仕事のやり方を変えるのは難しいですが、これならできるかも・・・と思いませんか? そう思った方、一度試してみて下さい。
2018年10月4日 たゆかのたわごと