キャリアカウンセラーを目指す乳がんサバイバーのブログ

会社員です。キャリアカウンセラーを夢見ながら、家庭菜園をしたり、のんびり暮らしています。もともとはバリキャリを気取って、仕事だけに打ち込んでいましたが、2018年の初めに乳がんの診断を受けました。病気のこと、仕事のこと、旅行のこと、夢のことを書き綴ります。

新しいチャレンジ〜キャリアコンサルティング技能士2級〜

最後の最後まで迷いましたが、受験することにしました!キャリアコンサルティング技能士2級試験。

実は、過去にも受けたことがあり、学科試験は合格しています。今回の試験が、学科免除のラストなので、ラストチャンスのつもりで。ちなみに前回の受験票。この時は、試験すら受けずに不戦敗でした。

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もともとこの資格の取得を目指した理由は、2つあります。

1つは、いつかキャリアカウンセラーとして独立したいと思っていて、その時に資格があった方が、なんとなくハクがつくと思ったから。

もう1つは、何かを学ぶことに飢えていて、どうせ学ぶならば、興味のあるキャリアの分野にしようと思ったから。

そんな中、病気が分かって、この先何年も治療が必要という体になって、キャリアカウンセラーとして独立するなんて、もう絶対無理だと思うようになり、試験の申し込みすらしなくなりました。目的を失ったわけです。

そんな私が、何故もう一度、試験を受ける気になったのか?

それは、今の自分のような人が、相談したりできる場所って、本当にないなぁって思ったからです。

もちろん、公の機関を含めて、そういった支援の場はあるはずなのですが、私が相談したいことを相談できる場所は、近くにはありません。

病気になったことで、たくさんのものを失いました。そんなにたくさん失った私が、新しい挑戦をしたり、今あるもの以上を求めるのは、間違ってるというか、そんなこと絶対に無理だと思っていました。

でも、気がついたんです。

病気になる前にはなくて、今は持っている自分の強みに。それは、がんという病気になった人の気持ちを理解できるということ。

今までも、病気の苦しみや不安は分かっているつもりだったし、そういった人をサポートしてあげなければという気持ちは、持っていました。

でも、実際に自分が病気になってみて、元気な頃に想像していた気持ちとは、まったく違ったなぁというのが、正直なところです。何にも分かってなかったことに、気がつきました。

がんという病気になって見る世界は、実際になってみないと分かりません。もちろん、同じ病気だからといって、みんなが同じではなく、むしろ同じ人はいません。

それでも、病気にならなければ得られなかった経験は、きっと活かせると思います。新しいチャレンジ、頑張ります!

 

2018年10月2日 たゆかのたわごと