キャリアカウンセラーを目指す乳がんサバイバーのブログ

会社員です。キャリアカウンセラーを夢見ながら、家庭菜園をしたり、のんびり暮らしています。もともとはバリキャリを気取って、仕事だけに打ち込んでいましたが、2018年の初めに乳がんの診断を受けました。病気のこと、仕事のこと、旅行のこと、夢のことを書き綴ります。

ホルモン療法③〜これも副作用なのか?物忘れの悪化〜

もともと、物覚えが良かったわけではありませんが、最近ますます悪化してきました。

昔は、「ここまで出てるんだけど、思い出せない」ぐらいだったのですが、最近はスッポーンと記憶がないというか、真っ白なんです。

仕事でよくTO DOリストって作りますが、そんなの作らなくても覚えていられたのが、最近は本当に覚えていられません。

TO DOリストも、人の名前や会社名だけしか書いていなかったりすると、これ何だっけ?と、まったく思い出せない・・・。本当に困ります。

イメージで言うと、昔は「思い出せなかった」だけなのが、今は「記憶されない」という感じです。もしかして、集中力が落ちていて、それで記憶されないとか?

私生活なら「あっ、忘れちゃった〜」で、何とか逃げきれますが、仕事となるとそうはいきません。

なので、復職後の私の手帳は、本当に真っ黒。なんでもかんでもメモしてます。やるべき事だけではなく、やった事もメモするので、もはや日記状態です。

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なんでもかんでも薬のせいにしてはいけないと思いつつも、自分の中では、勝手に薬の副作用のせいにしています。違ったら逆に怖いなぁなんて思いながら、今日もメモメモしています。


2018年11月12日 たゆかのたわごと

治療中の癒し②〜飲み友達との呑み会〜

以前は、週3ペースで外飲みをしていましたが、最近はめっきり減りました。

今は実家に住んでいるので、母親が夕ご飯を作ってくれます。当然ですが「今日、一杯どう?」と、急遽飲みに行くことが無くなりました。作ってくれているので、いきなり「夕ご飯いらない」は、申し訳ないですし、やっぱり母親の作るご飯が、1番美味しいんです。

とは言え、もともとお酒は好きなので、たまには飲みに行ったりもします。今日は、私の病気のことも知っている大親友との呑み会でした。

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3日ぐらい前から、楽しみすぎてワクワクが止まりませんでしたが、本当に楽しかった!

毎日飲んでいた頃と比べるとお酒が弱くなったとか、いや単純に歳のせいじゃないかとか、そんなくだらない話を、毎回のようにするのですが、毎回のように大笑いします。

お酒がいいとか悪いとか、いろんな説がありますが、楽しければいいんだ!なんて、勝手な事を思っています。


2018年11月9日 たゆかのたわごと

治療中のつぶやき③〜こんな状況から入れる保険があるんですか?

急に思い出したので、少し前の話を書きます。

まさか自分が、がんになるなんて思っていなかった私は、いわゆる「がん保険」には、入っていませんでした。自称バリキャリ女子(笑)だったので、老後のための保険には力を入れていたのですが・・・。

1つだけ、15年ほど前に入った医療保険が適応されたので、退院してすぐ保険金請求の手続きをしました。請求用の書類を送ってもらうための申請は、入院中にWEBからしていたので、とってもスムーズでした。

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ポストに書類を入れた日の翌日、自宅の電話が鳴ったので出てみると、その保険会社からでした。「え?もう?早くない?」とビックリ!です。

電話の相手は、いかにもな感じの若い男性。「もしかして、書類に不備でもあったかなぁ」と、思っていました。

すると意外な言葉が・・・。

「弊社の保険には加入いただいており、ありがとうございます。本日は、新しい商品のご紹介で、お電話しました。今、オススメなのは、がん保険特約です。契約内容を確認したところ、そういった特約のついていないタイプのものでしたので。女性特有の疾病に強い保険もありますが、ご興味ございますか?」

え!?え!?え!? 

一瞬、混乱しましたが、すぐに気がつきました。タイミングが良すぎただけで、単なる営業電話だなと。

一生懸命説明をしてくれるので、なかなか切り出せなかったのですが、早い方がいいと思ったので、勇気を出して伝えました。

「本音を言うとすごく興味あるし、入りたいのはやまやまなんですが、先週乳がんの手術をして、今まさに保険金の請求中なんですけど」

電話の相手は「えっ?・・・・・・」っと、完全にフリーズ。




仕方がないので、こちらから「入れないですよね、がん保険は」と助け舟を出すと、ようやく「はい。そういった方は、入れませんね」との返事がありました。

「そういった方」っていう表現もどうかと思いますが(笑)、彼の精一杯だったんだと思います。そして、こういうパターンのマニュアルもなかったんだろうなぁと。

今、この状況で入れる保険が出来たら、また電話して下さいね。


2018年11月8日 たゆかのたわごと

治療中の癒し①〜可愛い可愛い甥っ子〜

私には妹がいます。そして、その妹には息子が2人。私からすると、甥っ子ちゃんです。

この甥っ子が、とにかく私に懐いてくれています。まだ、下の子は小さいのですが、今年5歳になった上の子とは、2人で遊園地に行ったり、電車に乗ったりと、自分で言うのも変ですが、とっても仲良しです。

私の病気が分かった後も、保育園の生活発表会を観に行ったりして、癒しと元気をもらっていました。

そんな甥っ子に、私の病気のことをどう説明するか?を、妹と相談していたのですが、何でも保育園で話してしまうので、とりあえず病名は伏せることに。本人は、病名を聞いても分からないでしょうが、それを聞いた大人達は・・・です。

とは言え、昔のように抱っこやおんぶが出来なくなるので、何も伝えないわけにもいきません。

最終的には妹の判断で、「お腹をチョキチョキして、ばお(甥っ子は、私のことをばおと呼びます)は痛い痛いだから、叩いたり飛びついたりしてはダメ」と教えてくれていたみたいです。

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実際に甥っ子に会ったのは、術後1ヶ月半が経った頃でした。いつもは、会った瞬間に飛びついてくるのですが、なんだかよそよそしい・・・。

(そっか、飛びついちゃダメって言われてるんだった)

今思えば、子供なりに接し方を悩んでいたのかなぁ、なんて思います。可愛いですね。

一緒に公園にも行ったのですが、右手を繋いできたので、「右のお手ては痛いから、こっち(左)にしてね」と言うと、素直に手を変えてくれました。その後は手を繋ぐ度に、「こっちは右?左?」と聞いてくれたり。子供なのに、すごいなぁと感心しました。

とは言え、スゴロクやオセロでしばらく遊んでいると、遠慮もなくなってきたのか、こんな子供らしい言葉も。

「あ〜!ばおに乗っかりたいな〜!」

家族全員で大爆笑(笑)です。「乗っかりたい!」って、どういう感情なんでしょうか(笑) 私も気持ちとしては、「乗っからせてあげたい」ですけどね。

「また今度ね。治ったらね」と言うと、「今度っていつ?いつ治るの?」と質問責め(笑)「いつ治るか?」それを知りたいのはこっちの方なのですが、「夏ぐらいかなぁ」と、願望も込めて答えておきました。

可愛い甥っ子のためにも、頑張らないと〜と思いました。


2018年11月7日 たゆかのたわごと

ホルモン療法②〜これが副作用というやつか・・・〜

ホルモン療法をスタートしてすぐ、何とも言えない気持ち悪さというか、吐き気というか、目眩というか、とにかく不調が出てきました。

最初は「あれ?二日酔い?」と思って「いやいや、昨日飲んでないや」と思い直し、「もしかして副作用?」と気がつきました。

もともと、私はものすごく健康で、薬を飲むこと自体が、ほとんどありませんでした。なので、必然的に「副作用」というものに出くわす機会もなく、出くわしたとしても気がつかないか、副作用が出ないタイプだと自負していました。

そんなわけで、リュープリンやタモキシフェンの服用が決まった時も、あまり真剣に、副作用の欄を読まず、薬剤師さんの説明も、「ふーん」ぐらいに聞いていました・・・。ごめんなさい。

症状が出て3日目ぐらいまでは、何とかなっていたのですが、あまりに毎日体調が悪いので、もうとにかくイライラしていました。

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「何も悪い事をしていないのに、何故こんなに気持ちが悪いのか」という、もう本当にやり場のないイライラを抱えながらの生活でした。

職場で、私の涙目に気づいた人が、「大丈夫?」と声をかけてくれても、「大丈夫なわけないし!」と、心の中で悪態をつきました。

何の声もかけてこない人には、「なんで、こんなにツラそうなのに、気付かないわけ?」と、心の中で文句を言っていました。

日によっては、午前中だけで症状が治まることもあったり、夕方まで続いたりと、自分でも予測できないところに、またイライラ。

そして、イライラからの絶望感に襲われる日々が始まりました。あと何年、これが続くのか・・・。


2018年11月6日 たゆかのたわごと

ホルモン療法①〜リュープリン注射1回目、タモキシフェン服用スタート〜

2018年4月26日、ホルモン療法がスタートしました。

タモキシフェンを毎日1錠、リュープリン注射をしばらくは月1回で、身体が慣れてきたら3ヶ月に1回。これを何年か続けて、様子を見ましょうということになりました。

初潮を迎えて以来、毎月きちんと生理が来ていたので、予想はしておりましたが、私は女性ホルモンが活発に出ているらしいです。それを抑えるたての薬と、女性ホルモンを食べようとするがん細胞の口を塞ぐ薬、だそうです。

ホルモン療法をすると、まずは生理が止まるという説明を受けました。生理が止まるということは・・・。

まあ、それは乳がんにならなかったとしても、独身生活を謳歌していた私には、縁がなかったと思います。でも、説明をしてくれる薬剤師さんが、すごく気を遣ってくれるので、申し訳ない気持ちになりました。

リュープリン注射は、皮下脂肪の下に打ちます。なので、ほとんどの場合がお腹ですが、場合によってはお尻や二の腕のこともあるとか。

私は、下腹にたっぷり皮下脂肪があるので(笑)、迷うことなくお腹に打ってもらうことに。

モギュッとお腹の肉をつままれて、恥ずかしいっ!と思っているうちに、注射は終了。注射慣れしてきているのか、恐怖も痛みも感じませんでした。

それより何より、ズボラな自分が、毎日忘れずに薬を飲めるのか?が心配です。先生に、「飲み忘れたらどうなりますか?」と聞いても、「飲み忘れないで」としか答えてもらえません(笑)

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とりあえず、「あれ?飲んだっけ?」を防止するために、薬のシートに日付を書いてみることに。果たして、どうなることやら。


2018年7月5日 たゆかのたわごと

秋のプチ旅行〜ラグーナテンボスの花火〜

タラゴラグーナの夜は、ホテルラグーナヒルに宿泊しました。


近くのラグーナテンボスでは、イルミネーションやプロジェクションマッピングのイベントをやっていましたが、そんな体力はなく(笑)部屋からの夜景を楽しみました。

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部屋でゴロゴロしていると、外から大きな音がしたので、ベランダに出てみると花火が!

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花火自体は小規模ですが、水面に反射して、とっても綺麗!

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夏の花火とはまた違う、澄んだ空気の中の花火も、とっても素敵でした。


2018年11月4日 たゆかのたわごと